まい成田市への引越しを考えてるんですが、ハザードマップってどこで見ればいいんでしょう?水害のリスクとか、正直よくわからなくて。



たしかに、空港のイメージが強くて防災面はあまり調べてなかったです。浸水リスクとか、内陸だから大丈夫かなとは思ってたんですが…。



私も移住前に同じ疑問を持って調べたんですよ。成田市の公式サイト、実は情報がかなり充実してて。ハザードマップの入手方法から避難所の場所まで、一通り確認できるんです。



そうなんですね!どこを見ればいいか教えてもらえると助かります。引越し前にちゃんと確認しておきたいので。
- 成田市の公式ハザードマップの入手方法(PDF・GIS)
- 地区別の浸水リスクと津波・土砂災害の確認方法
- 避難所の場所と防災情報の受け取り方
- 移住前に済ませておきたい防災チェックリスト
成田に引っ越してきて5年になりますが、移住を決めた当初、いちばん気になったのが「このエリアの災害リスクはどうなんだろう?」という点でした。空港があって交通の便がよい街というイメージは強かったのですが、水害や土砂災害については正直よくわかりませんでした。
そこで成田市の防災情報を改めて調べてみると、公式サイトに思いのほか充実した情報が揃っていることに気づきました。ただ、PDFが多かったり、どこを見ればよいかわかりにくかったりする部分もあって、最初は少し戸惑いました。
この記事では、成田市の公式ハザードマップの入手方法から、地区別の浸水リスク、避難所の場所、防災情報の受け取り方まで、移住前後に知っておきたい内容をまとめています。引越しや物件探しの前に、ざっと目を通しておくと安心できると思います。
成田市の防災ハザードマップ、最新版はどこで見る?


- 公式サイトからPDFをダウンロードする方法
- なりた地図情報(GIS)で住所を入力して確認する方法
- ハザードマップに載っている情報の3種類
成田市の防災ハザードマップは、浸水が予想される地域・土砂災害警戒箇所・避難所などをまとめて確認できる公式資料です。最新版は2024年11月1日に更新されており、移住を検討中の方が確認するには十分に新しい情報です。
入手方法は大きく2つあります。PDFをダウンロードして手元に保存しておく方法と、Web上のGISシステムで住所を入力して確認する方法です。それぞれ使い方が異なるので、順番に説明します。
公式サイトからPDFをダウンロードする方法
成田市公式サイトの防災ページ(https://www.city.narita.chiba.jp/anshin/page070400.html)から、PDFファイルとしてダウンロードできます。令和5年2月発行のマップが、2024年11月1日に最新情報へ更新されています。
PDFは印刷して手元に置いておけるのが便利な点です。物件の内見前に対象エリアを確認したい方や、家族と一緒に避難経路を確認したい方に向いています。ただし、スマートフォンでは見づらい場合があるため、PCで開くのがおすすめです。
PDFダウンロードが向いている人・場面
- 物件の内見前に対象エリアを印刷して確認したい
- 家族と一緒に避難経路を確認したい
- PCでじっくり広域を見比べたい
なりた地図情報(GIS)で住所を入力して確認する方法
なりた地図情報(https://www2.wagmap.jp/narita/Portal)は、成田市が提供するWeb上の地図情報システムです。自分の住所や物件の住所を直接入力して、そのエリアのリスクを地図上で確認できます。
使い方はそれほど難しくありません。サイトにアクセスしたら「マップ一覧から選ぶ」機能を使って防災マップを選択すると、浸水エリアや土砂災害区域がレイヤーとして地図上に表示されます。
PCはもちろんスマートフォンからも使えるので、外出先で物件を見ながら確認したいときにも便利です。地元では「なりたGIS」や「なりた地図」という呼び方で親しまれているようです。
なりた地図情報(GIS)の基本的な使い方
- サイト(https://www2.wagmap.jp/narita/Portal)にアクセスする
- 「マップ一覧から選ぶ」機能で防災マップを選択する
- 浸水エリアや土砂災害区域がレイヤーとして地図上に表示される
- 確認したい住所を入力して周辺リスクをチェックする
成田市のハザードマップに載っている情報の種類
成田市のハザードマップには、大きく3種類の情報が収録されています。1枚のマップにまとまっているので、複数の資料を見比べる手間が省けます。
- 浸水想定区域:大雨や河川氾濫が起きた場合に浸水が予想されるエリア
- 土砂災害警戒区域:がけ崩れや土砂流出のリスクがある区域
- 避難所:災害時に避難できる指定施設の場所
物件を選ぶときや引越し先の安全確認をするときは、この3つをセットで確認しておくと安心です。
成田市の洪水・浸水リスクを地区別に確認する


- 利根川・高崎川・根木名川と成田市の浸水リスクの関係
- 「想定最大規模」と「計画規模」の見方の違い
- 過去の水害履歴と河川氾濫リスクの実態
成田市には複数の河川が流れており、大雨の際には一部エリアで浸水リスクが生じます。内陸の街というイメージがありますが、河川沿いのエリアについては事前にしっかり確認しておくことをおすすめします。
利根川・高崎川・根木名川と成田市の関係
成田市の浸水リスクに関わる主要な河川は、利根川・高崎川・根木名川の3つです。それぞれの流域で浸水想定区域が設定されており、エリアによってリスクの高さが異なります。
千葉県の公式サイト(https://www.pref.chiba.lg.jp/kakan/shinsui/)では、水位周知河川や小規模河川を含めた洪水浸水想定区域図が公開されています。成田市を含む広域での確認に役立つページです。
利根川は成田市の北側を流れる大きな河川で、千葉県内でも洪水リスクとして意識されることが多い川です。高崎川や根木名川は市内を流れる河川で、これらの流域も浸水想定区域として記載されています。気になる住所があれば、GISツールで具体的に確認するとよいでしょう。
「想定最大規模」と「計画規模」の見方の違い
成田市のハザードマップには、浸水想定図が2種類あります。「想定最大規模」と「浸水継続時間」という区分で公開されていますが、浸水の深さを確認する上では「想定最大規模」と「計画規模」の違いを理解しておくと役立ちます。
「計画規模」は一定の確率(たとえば100年に1度程度)で起こりうる大雨を想定したものです。「想定最大規模」はそれよりもさらに厳しい条件、いわば「最悪のシナリオ」として設定された浸水想定になります。
移住前の安全確認という観点では、より厳しい「想定最大規模」で確認しておくほうが安心です。万が一のときに備えて、ぜひ確認しておくことをおすすめします。
浸水想定図の2種類の区分を整理すると
- 計画規模:100年に1度程度の大雨を想定したシナリオ
- 想定最大規模:計画規模よりさらに厳しい「最悪のシナリオ」
成田市の過去の水害履歴と河川氾濫リスクの実態
成田市は利根川流域に位置しており、台風や大雨の際に河川が増水して浸水被害が生じたケースがあります。行政の記録で確認できる範囲では、利根川をはじめとした河川の増水による影響が過去に生じていることが示されています。
これは成田市に限った話ではなく、利根川流域全体に共通するリスクです。特に川沿いや低地のエリアに住む場合は、ハザードマップで自分の住所がどのゾーンに当たるかを確認しておくことが大切です。
成田市公式サイトでは地区別防災カルテ(https://www.city.narita.chiba.jp/anshin/index0067.html)も公開されており、地区ごとの防災情報がまとめられています。引越し先のエリアが決まったら、該当地区のカルテも参照しておくと参考になります。
成田市に津波・高潮のリスクはある?


- 成田市が津波ハザードマップの対象外である理由
- 高潮リスクと洪水リスクの違い
- 津波が低リスクでも確認すべき浸水・洪水リスク
「成田って海の近くじゃないから津波は大丈夫だと思うけど、実際どうなんだろう?」と、引越してきた当初に気になったことがあります。調べてみると、成田市の津波リスクについては比較的はっきりした答えが出てきました。
成田市が津波ハザードマップの対象外である理由
成田市は千葉県の内陸部に位置しており、海岸線からかなり離れています。そのため、千葉県の津波浸水想定において成田市エリアへの直接的な津波浸水リスクは極めて低いとされています。
成田山新勝寺周辺を含む市中心部も、津波浸水想定区域としての記載は確認されていません。民間サイト「ハザードマップまとめ(hazard-maps.com)」でも、成田市は津波ハザードマップの対象から外れているとされています。
引越し直後は「千葉県って太平洋に面してるし、津波のリスクはないの?」と不安になることもあるかもしれません。成田市については、内陸部という地理的条件から津波のリスクはほとんどないと考えてよさそうです。
成田市の津波リスクが低い理由まとめ
- 千葉県の内陸部に位置し、海岸線からかなり離れている
- 千葉県の津波浸水想定で成田市エリアへの浸水リスクは極めて低い
- 民間サイトでも津波ハザードマップの対象外とされている
高潮リスクと洪水リスクの違い
高潮は台風などで海面が異常に高くなる現象で、主に沿岸部で発生します。成田市のように海から離れた内陸エリアでは、高潮リスクは極めて低いと言えます。
ただし、津波・高潮のリスクが低い一方で、河川氾濫による洪水リスクは一部地域に存在します。利根川・高崎川・根木名川などの流域では浸水想定区域が設定されているので、前の章で紹介したGISツールなどで自分のエリアを確認しておくことをおすすめします。
「津波は大丈夫だから安心」で終わらずに、洪水・浸水リスクもセットで確認しておくことが大切です。
成田市の土砂災害警戒区域を調べる方法


- 土砂災害警戒区域(イエローゾーン)と特別警戒区域(レッドゾーン)の違い
- なりた地図情報(GIS)で該当エリアを地図確認する手順
- 物件検討時に確認しておくべきポイント
浸水リスクと並んで確認しておきたいのが、土砂災害の警戒区域です。成田市のハザードマップには土砂災害の情報も収録されており、丘陵地形が多い成田市ではエリアによって注意が必要な箇所もあります。
土砂災害警戒区域と特別警戒区域の違い
土砂災害に関する区域は、大きく2種類に分けられます。
- 土砂災害警戒区域(イエローゾーン):土砂災害が発生した場合に、住民の生命または身体に危害が生ずるおそれがある区域。避難行動が必要とされます。
- 土砂災害特別警戒区域(レッドゾーン):建築物に損壊が生じ、住民に著しい危害が生ずるおそれがある区域。より厳しい開発規制や建築規制がかかります。
特別警戒区域(レッドゾーン)は規制が厳しく、新築・増改築の際に追加条件が課されることもあります。物件を検討するときは、どちらの区域に該当するかを確認しておくことをおすすめします。
土砂災害特別警戒区域(レッドゾーン)の物件には注意が必要です
- 新築・増改築の際に追加条件が課されることがある
- 建築物に損壊が生じるおそれがある区域のため、居住リスクが高い
- イエローゾーンとレッドゾーンの区別を確認せずに物件を選ばない
成田市内の該当エリアを地図で確認する手順
土砂災害区域の確認も、なりた地図情報(GIS)から行えます。サイト(https://www2.wagmap.jp/narita/Portal)にアクセスして「マップ一覧から選ぶ」を開き、土砂災害関連のレイヤーを選択すると地図上に表示されます。
住んでいる(または検討している)住所を入力して、周辺に土砂災害警戒区域が含まれていないかを確認できます。スマートフォンでも操作できるので、物件内見のついでにその場で確認するという使い方もできます。
千葉県のGISでも同様の情報が公開されており、成田市以外の周辺エリアと合わせて広域で確認したい場合はそちらも参考になります。最新の指定状況は必ず公式サイトでご確認ください。
成田市の避難所・避難場所を地区別に確認する


- 各地区の早期開設避難所一覧(難読地名の読み方つき)
- 避難所情報の公式確認先と最新の更新日
- 災害時に頼れる医療機関(成田赤十字病院ほか)
成田市は複数の地区に分かれており、それぞれの地区に早期開設避難所が設定されています。地区名の読み方が難しいものもあるので、転入直後の方向けに読み方も添えておきます。
各地区の早期開設避難所一覧
以下が各地区の早期開設避難所です。「公津」「八生」「中郷」は難読地名なので、読み方も一緒に確認しておくと安心です。
| 地区名(読み方) | 早期開設避難所 |
|---|---|
| 成田地区 | 成田小学校 |
| 公津地区(こうつ) | 公津小学校 |
| 八生地区(やおい) | 八生小学校 |
| 中郷地区(なかごう) | 中郷ふるさと交流館 |
| ニュータウン地区 | 中央公民館 |
「公津(こうつ)」「八生(やおい)」「中郷(なかごう)」は、成田に来たばかりの頃は読めなかった地名です。地元では日常的に使われている呼び方なので、早めに覚えておくと便利です。
避難所一覧の公式確認先と更新日
上記の情報は成田市公式サイト(https://www.city.narita.chiba.jp/anshin/index0328.html)に掲載されており、2024年10月28日に更新されています。
避難所は状況によって変更・追加される場合があります。この記事の情報はあくまで参考として、最新の指定状況は必ず公式サイトでご確認ください。
災害時に頼れる医療機関(成田赤十字病院ほか)
成田赤十字病院(千葉県成田市飯田町90-1 / 電話:0476-22-2311)は、災害拠点病院に指定されています。大規模災害が発生した際に医療の中枢を担う病院として位置づけられており、成田市の防災体制において非常に重要な存在です。
また、救命救急センターや特定感染症指定医療機関(全国4か所のうちの1つ)としての機能も持っており、緊急時の対応力は高いと言えます。
国際医療福祉大学成田病院(千葉県成田市畑ケ田852)も、2020年に開設した642床・36診療科の大規模医療施設です。災害時の補完的な医療機能として期待される施設ですが、避難所指定の有無については成田市の公式避難所一覧でご確認ください。
防災情報が聞こえない・届かないときの対処法
- 防災無線が聞こえないときの3つの代替手段
- 移住前に済ませておきたい防災チェックリスト3ステップ
「防災無線が雨の日に聞こえなかった」という声は成田市でもよくあるようで、Googleで調べると「成田市 防災無線 聞こえない」というキーワードが出てくるほど、気にしている方が多いようです。屋外スピーカーの音は建物の構造や気象条件によって聞こえ方が大きく変わるため、別の手段も持っておくほうが安心です。
防災無線が聞こえないときの3つの代替手段
成田市では防災行政無線の補完手段として、いくつかの情報収集方法が用意されています。特に引越し直後に登録しておくと便利な3つを紹介します。
- 登録制メール:成田市の防災・緊急情報をメールで受け取れるサービスです。スマートフォンに通知が届くので、無線が聞こえない状況でも情報を確認できます。
- 防災アプリ:自治体や国が提供する防災情報アプリを活用する方法です。リアルタイムで気象警報や避難情報を確認できます。
- SNS公式アカウント:成田市の公式SNSアカウントでも防災情報が発信されることがあります。普段からフォローしておくと、いざというときに役立ちます。
登録制メールは成田市公式サイトから申し込めます。引越し後の早い段階で登録しておくことをおすすめします。
引越し直後に済ませておきたい防災情報の登録
- 成田市の登録制メールに申し込む(成田市公式サイトから)
- 自治体・国の防災情報アプリをスマートフォンにインストールする
- 成田市の公式SNSアカウントをフォローしておく
移住前に済ませておきたい防災チェックリスト
移住や引越しを検討している段階で、防災面の確認を3ステップでやっておくと安心です。
- ハザードマップで物件の住所を確認する:なりた地図情報(GIS)か成田市公式のPDFで、候補物件が浸水想定区域・土砂災害警戒区域に該当しないかを調べます。
- 地区別防災カルテを確認する:成田市公式サイト(https://www.city.narita.chiba.jp/anshin/index0067.html)で、引越し先の地区のカルテを確認します。地域ごとのリスクや特性がまとめられています。
- 最寄りの避難所の場所を把握する:上記の地区別避難所一覧を参考に、住む予定の地区の早期開設避難所がどこにあるかを確認しておきます。
この3ステップを引越し前に済ませておくと、万が一のときに慌てずに行動できます。成田市は公式情報が比較的整備されているので、情報の取得自体はそれほど難しくないはずです。
物件選びの段階でハザードマップをしっかり確認して、安心できるエリアへの引越しを進めていただければ幸いです。
- 成田市のハザードマップ最新版(2024年11月1日更新)は公式PDFまたはなりた地図情報(GIS)で確認できる
- 利根川・高崎川・根木名川の流域は浸水想定区域が設定されており、移住前にGISで住所確認が必須
- 成田市は内陸部のため津波・高潮リスクは極めて低いが、河川氾濫による洪水リスクは一部地域に存在する
- 防災無線が聞こえない場合に備え、登録制メール・防災アプリ・公式SNSの複数手段を組み合わせて活用する



